「@文字種毎.anm」の中身を書き換えることで、より詳細に設定を変更できる方法をまとめました。
どの文字種に何を振り分けるか、例外処理を行う文字はどれか、等を変更できます。
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使い方(ファイルの書き換え)
「@文字種毎.anm」のファイル自体を書き換えることで、より細かく設定を変更できます。
「--■■■書き換え可能■■■」から「--■■■書き換え可能ここまで■■■」の間の行を書き換えることで、以下の設定を変更可能です。
分類方法の変更
このスクリプトはテキストを次のように分類し、管理しています。
管理名 | 種類 | デフォルト分類 | 例 |
---|---|---|---|
kanji | 漢字 (kanji) |
漢字 | 漢,亜,井 |
hira | ひらがな (hiragana) |
ひらがな | あ,い,う |
zs | 全角記号 (zenkaku_symbol) |
ひらがな | !,?,々 |
kana | 全角カタカナ (katakana) |
カタカナ | ア,イ,ウ |
hkana | 半角カタカナ (hankaku_katakana) |
カタカナ | ア,イ,ウ |
zau | 全角大文字アルファベット (zenkaku_alphabet_upper) |
カタカナ | A,B,C |
zal | 全角小文字アルファベット (zenkaku_alphabet_lower) |
カタカナ | a,b,c |
zd | 全角数字 (zenkaku_digit) |
カタカナ | 0,1,2 |
hd | 半角数字 (hankaku_digit) |
アルファベット | 1,2,3 |
hau | 半角大文字アルファベット (hankaku_alphabet_upper) |
アルファベット | A,B,C |
hal | 半角小文字アルファベット (hankaku_alphabet_lower) |
アルファベット | a,b,c |
hs | 半角記号 (hankaku_symbol) |
アルファベット | !,?,# |
other | その他の文字 (other) |
その他 | 😊,🤔,👍 |
nl | 改行 (new_line) | (改行の識別) | - |
cr | カーソルを先頭へ (carriage_return) |
(無視) | - |
上の表の管理名をもとに、「@文字毎.anm」の
---■種類判定用テーブルlocal useKaf={"kanji"} --漢字に分類local useHf={"hira","zs"} --ひらがなに分類local useKf={"kana","hkana","zau","zal","zd"} --カタカナに分類local useAf={"hd","hau","hal","hs"} --アルファベットに分類
という部分でそれぞれの管理名の文字をどの種類として扱うかを決定しています。
ここを書き換えることで判定を変更できます。
書き換え例)
---■種類判定用テーブルlocal useKaf={"kanji"} --漢字に分類local useHf={"hira","zs","zau","zal","zd"} --ひらがなに分類local useKf={"kana","hkana"} --カタカナに分類local useAf={"hd","hau","hal","hs"} --アルファベットに分類
例外処理の変更(々ゝ)
「例外処理(々ゝ)」にチェックを入れたときに文字種を変更するものは、「@文字毎.anm」の
local exceptions={{"々","kanji"},{"ヽ","kana"},{"ヾ","kana"},{"ー","kana"}} --特例措置の対象
で決定しています。
{{"文字","文字種"},...}
というルールで記載しているので、 ここを書き換えることで文字種を変更するものを変更できます。
アルファベット回転
「アルファベット回転」にチェックを入れたときに回転させる文字の種類は「@文字毎.anm」の
local harotates={"hau","hal","hs"} --アルファベット回転時に回転
で決定しています。ここを書き換えることで、どの文字種が開店するかを変更できます。
例外処理の変更(回転)
縦書きの時に回転させる文字は「@文字毎.anm」の
local rotateflips = {
"ー", "~"
}--■縦書き時に回転・反転させる
local rus = {
"。", "、",".",
".",","
} --■縦書き時に右上に
で決定しています。ここを変更することで、縦書き時に回転させる文字を指定できます。
rotatesに含まれる文字はただ単に90度回します。rotateflipsに含まれる文字は左右反転後-90度回転させます。明朝体で見たときのデザインを崩さないために反転を挟むものと挟まないものを分けています。
例外処理の変更(縦書き時に右上に)
縦書きの時に右上に移動させる文字は「@文字毎.anm」の
local rus = { "。", "、",".", ".",","} --■縦書き時に右上に
で決定しています。ここを変更することで、縦書きの時に右上に移動させる文字を指定できます。
例外処理の変更(縦書き時に上に)
縦書きの時に上に移動させる文字は「@文字毎.anm」の
local us={ "ゃ", "ゅ", "ょ", "っ", "ぁ", "ぃ", "ぅ", "ぇ", "ぉ", "ゎ", "ヵ", "ヶ"} --■縦書き時に上に
で決定しています。ここを変更することで、縦書きの時に上に移動させる文字を指定できます。
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