色付きの残像を追加できます。処理の仕組み的に、文字やオブジェクトにはエフェクトを掛けられますが、画面全体には描けられません。
AviUtl2にはモーションブラーが無いようなので、代わりとして使うこともできると思います。
更新情報
| 更新日 | 更新内容 |
|---|---|
| 2025.09.16 | 以前のものとの互換性がありません。 以前のものを使っている方は、ダウンロードした「色付き残像(エコー).anm」を「新色付き残像(エコー).anm」などにリネームしてお使いください。 |
| 2025.11.03 |
|
ダウンロード
利用規約に同意する。
ダウンロードした「色付き残像(エコー).anm/anm2」をそれぞれ適切なScriptフォルダに入れてください。
詳しい導入方法はコチラ。
動作環境
AviUtl 1.10 &拡張編集 0.92AviUtl ExEdit2 bata17
使い方
基本的な使い方
オブジェクトにアニメーション効果の「色付き残像(エコー)」をつけます。
オブジェクトにイージングをかけて移動させると、オブジェクトの軌道上に残像が描画されます。
残像の量を調整
「数」を変更することで残像の数、「間隔[f]」を変更することで残像が何フレーム毎に描画されるかを変更できます。
「間隔[f]」が大きいと残像が分かれて描画されているのが見えると思います。
やりたい表現に応じて設定してみてください。
グラデーションを使う
まず、「グラデ利用」にチェックを入れます。
「色2」を「色1」と異なる色に設定すると、残像が「色1」から「色2」へのグラデーションでカラーリングされます。
透明度もグラデーションさせることができます。0~1の範囲で「不透明度[0~1]」に数値を入力してください。
後ろの残像ほど透明に近づいていますね。
残像を明るくする
「加算」にチェックを入れると、残像の合成モードが加算になり、残像が光っているように見えます。
イージングを使う時
イージングを使う時、加減速が急な場合は残像が消えず、縁取りのようになってしまう場合があります。その時は「消去距離」の値を大きくしてください。
文字本体と残像の距離が「消去距離」の値以下になった時、残像が消えます。
パラメーター一覧
トラックバー
| パラメーター名 | 説明 |
|---|---|
| 数 | 残像の数を指定します |
| 間隔[f] | 残像の描画の間隔を指定します。小数値を指定した場合、補間で処理をするため、滑らかに見えない場合があります。 |
| 消去距離 | 文字本体と残像の距離がこの値以下になった時、残像が消えます。 適切な値にすれば、イージングをかけている場合などに使うとオブジェクトの移動が低速の時も見た目がわるくなりません。 |
| 加算 | チェックを入れると残像を加算合成します。加算モードでは光ったような見た目になります。 |
ダイアログ
| パラメーター名 | 説明 |
|---|---|
| 色1 | 残像の色を指定します |
| 不透明度1[0~1] | 残像の透明度を指定します |
| グラデ使用 | チェックをいれると以下の2項目を使って残像をグラデーションします |
| 色2 | 残像の色(終点色)を指定します |
| 不透明度2[0~1] | 残像の透明度(終点透明度)を指定します |
エコーをサイズ変更できるようにするのは可能でしょうか?
返信削除コメントありがとうございます。
削除「不透明度1」「不透明度2」のようにグラデーションに合わせた拡大率の設定であれば可能です。
このイメージで間違いないでしょうか?問題なければ対応させます。
返信がとても遅れてしまい申し訳ありません。イメージとしてオブジェクトが静止している状態で使用すると縁のようになってしまっているのでそこがとても気になってしまい投稿した次第です
削除返信ありがとうございます。
削除貴方のイメージの場合、サイズ変更だと「〇」にかけたエコーが「◎」のように内側に見えてしまうので、「本体と残像が近づくと消える」設定を追加する形で対応させていただこうと思います。
いくつか並行して作成している関係で少しお時間いただく可能性がありますので、お急ぎの場合、ひとまずはフィルタ効果として移動が激しい箇所にのみ適応する形で利用していただくのが良いかと思います。
ありがとうございます
削除このスクリプトと直接関係ないのですが、一番上の動画のアニメーションはこのスクリプト以外にどのスクリプトを使ってますか?
返信削除コメントありがとうございます。
削除さつき氏のTAバラバラを使っています。PFが手元にないのでアバウトな数字になりますが、パラメーターは以下のように設定してたと思います。
速さ:0
座標範囲:(正の値) ―イージング→ 0
拡大範囲:0
回転範囲:10
Z軸方向:checked
答えてくださりありがとうございます。
削除その動画の二つ目の上下からの登場はどのように作っていますか?
さつき氏の「TA標準登場」を使用しています。
削除こちらもアバウトで申し訳ないですが、パラメーターは以下のように設定していたと思います。
時間[s]:2
間隔[s]:0.1
(略)
Y距離:(0.5-obj.index%2)*300
(略)
加速度:4
<Y距離について>
簡単に言えば「(偶数文字目なら-0.5、奇数文字目なら0.5)*300」です。
「obj.index」…文字ごとに個別オブジェクトにチェックが入っているとき、その文字が何文字目かを示す(0,1,2,…)
「%」…「〇%□」で「〇を□で割ったあまり」を表す。
丁寧にありがとうございます。
削除細かく修正して似た動きができるようになりました。