AviUtl2で使える、キル集でよく見るエフェクトを追加するスクリプトを配布しています。また、それを用いたキル集の作り方についても解説しています。
このスクリプトはリクエストを頂いて作成しました。ありがとうございます。
キル集動画でよく見る、画面が大きく揺れる演出。AviUtlでできたらいいのにと考えたことがある人も多いのではないでしょうか?
それを実現するために作成したのがこのスクリプトです。設定項目を複数用意しているので、値をうまく調整することで全く違った印象の演出に使えます。画面切り替えのエフェクトなどとして使ってもかっこいい感じになると思います。
ダウンロード
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ダウンロードした「ShakePLUS_A.anm2」をScriptフォルダに入れてください。デフォルトでは「アニメーション効果」に分類されます。
詳しい導入方法はコチラ。
動作環境
AviUtl ExEdit2 beta23a
使い方(キル集の作り方)
簡単にシェイクする
タイムラインにクリップ(ここではゲーム画面の録画を切り抜いたもの)を追加します。
クリップの中でエフェクトをかけたいところを見つけます。見つけた、クリップの一つ下のレイヤーを右クリックして「フィルタ効果を追加」から「ShakePLUS_A」を選択します。
再生してみると、このような感じになります。
「ShakePLUS_A」の先頭から振動が始まり、フィルタオブジェクトの長さをかけてアニメーションされていることがわかります。
好みに合わせて調整
調整がしやすいようにパラメーターを多めに設定しています。
今回はデフォルトよりも控えめな演出になるようにしてみましょう。
「最大振幅」グループの「Y座標」と「Z軸回転」を0にし、「X座標」を100にします。
これによって、振動方向が左右の身になり、振動時に回転しないようになりました。
次に、「エフェクト」グループの「ブラー」「色ずれ」「点滅」も0にします。
この状態で再生してみると、画面がただ左右に揺れるだけで、色が変わったりといったエフェクトは何もついていないのがわかると思います。
シンプル過ぎるので、「彩度」を100にしておきます。こうすることで、振動が始まる瞬間に彩度が0(単色化したような状態)になり、そこから振動が終わるにつれて色が戻るようになります。
これで控えめながらもキルのタイミングが際立つ演出になりました。
シーンチェンジなどにも
シーンチェンジなどに使ってもインパクトを出せると思います。
記事冒頭の例では背景と文字の白黒を反転させるタイミングで「ShakePLUS_A」を使っています。
MVのサビに入る瞬間などに足してあげることで、雰囲気を盛り上げることもできるので、ぜひ色々試してみてください。
減衰振動の計算
減衰振動やエフェクトの影響度合いの計算には
f:アニメ―ション開始からの経過フレーム数
F:減衰振動継続フレーム数
n:周期回数
γ:減衰率
A:最大振幅
として以下の式を用いています。
振動するものには(1)式、振動しないもの(エフェクトの一部)には(2)式を用いています。
パラメーター一覧
| グループ名 | パラメーター名 | 説明 |
|---|---|---|
| 最大振幅 | 〇座標/〇軸回転 | 画像がシェイクされる時の移動、回転範囲を指定します。 設定した値が減衰振動の初期値となります。 |
| エフェクト | ミラー | オンにするとオブジェクトの周囲に鏡写しのオブジェクトを描画します。シェイクの影響でオブジェクトの後ろの背景が見えてしまう場合にチェッカを入れてください。 (描画サイズが上がるため重くなります) |
| └倍率 | ミラーをオンにしたとき、元のオブジェクトの何倍のサイズまで描画するかを設定します。大きすぎると処理が重くなります。 ミラーをONにすると画像が正常に表示されなくなる場合は、この値を小さくするか、「設定>キャッシュサイズの設定」から「画像キャッシュサイズ[MB]」の値を大きくしてください。 |
|
| 拡大 | シェイクされるとき指定した拡大率から、大きく/小さくなります。イージングは減衰振動に対応したものが適応されます。 | |
| ブラー | シェイクされるときに、移動方向と移動速度に応じて方向ブラーをかけます。値が大きいほど方向ブラーが強くかけます。 | |
| 色ずれ | シェイクの移動方向に応じて色ずれをかけます。ブラー同様、値が大きいほど効果が強くなります。 | |
| └種類 | 色ずれの種類を選べます | |
| └方向を90度回転 | オンにすると移動方向に直交する方向で色ずれをかけます。 | |
| 点滅 | シェイクに合わせて点滅します。値が大きいほど強く光ります。 | |
| └拡散 | 点滅の光の拡散度合いを調整できます。 | |
| 彩度 | シェイクに合わせて彩度を「100-(指定した値)」から元の彩度に変更します。 | |
| 歪み | シェイクに合わせて画面を歪ませます。真ん中に像が集まるような歪み方をします。(糸巻き型の歪曲収差に近い歪み方です) | |
| 減衰計算 | 時間[f] | シェイクにかかる時間を指定します。-1の場合、オブジェクト全体の長さになります。1以上の値を指定した場合、オブジェクトの終わりに、指定したフレーム数の長さでシェイクを行います。 |
| 周期回数 | シェイクの際、何往復するかをしていします。 | |
| 減衰率 | 大きい値を指定するほど、シェイクの減衰が急激になります。減衰振動の式におけるγに代入する値です。 |
解説動画
記事の内容を動画にしたものをYouTubeにアップロードしています。
良ければ併せてご覧ください。
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